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真夏の火事にびっくり

 梅雨明け宣言後初めてと言ってよいでしょう、真夏の太陽が照りつけ、気温はぐんぐん上昇しました。

 朝8時過ぎ、そろりと家を出ようかという時間に原之町で火災発生という連絡が入って、現場に急行しました。火災はSさん宅の作業場です。わが家から2分ほどでしたので、到着した時は煙が高く上がり、その後、赤い炎がグワッと広がりました。すぐそばの住宅に移りはしないかとひやひやしましたが、頸北消防署、消防団がくい止めました。現場のそばのガードレールは熱風で熱くなり、一時、触れませんでした。放水を受け、作業場から市道へ流れ出た水は水というよりも熱湯でした。指を入れることができませんでした。

 お昼過ぎからは10日に亡くなったNさんの葬儀です。Nさんは元酪農家です。酪農組合のまとめ役としてよく仲間の面倒をみてくださった人でした。30年ほど前、私が牛舎で病気を出した時にはすぐに駆けつけ、仕事を手伝ってもらいました。妻が勤務先から戻ってきた時、Nさんは、「かあちゃんが来れば治る」と言って、布団に入って寝ていた私を励ましてくれたものです。この時の話は『幸せめっけた』(恒文社)にも書きました。酪農をやめても時々わが家の牛舎にやってきては牛たちの様子を見に来て下さいました。根っからの牛飼いでした。行年77歳。Nさん、父に会ったら、おまんちの家族はみんな元気だと伝えてくださいね。

 午後からは3時間ほどかけて選挙ハガキを出す対象者名簿の整理をしました。亡くなっている人、入院した人、介護施設に入った人などがたくさんいるのにはびっくりでした。整理が何とか終わって、夕方から宛名を書いてくださる人へハガキを渡す作業を始めました。お盆休みとはいえ、仕方がありません。「もう少しがんばればよかった。惜しい結果だった」ということにならないように、みんなで頑張りたいと思います。

 トップページの写真、入れ替えました。稲の穂がはっきりとわかるかと思います。ごらんください。


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2009年08月12日 23:48に投稿されたページです。

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