朝、病院へ行く途中、ミンミンゼミの鳴き声を聞きました。ことし、初めてです。車を運転していて気付いたのですが、妻は「よく聞こえたわね」と感心していました。季節の花、虫やセミの鳴き声など、どういうわけか、私の体はこういうことには敏感に反応します。
病院は耳鼻咽喉科での診察です。3年ほど前にも診ていただいた病院ですが、担当の医者も替わっていました。約2時間待って、診察の結果は異状なし。安心しました。ただ、なぜ声がかすれたのかが解明されないので、その点は気がかりです。たまたま待合室に持ち込んだ永井一郎の『朗読のススメ』(新潮文庫)によると、疲れが声に影響するとありました。目の疲れが肩こりに影響し、肩こりが声に影響する。こう書いてあるのを読むと、人間の声は体が健康でないとだめであることがよくわかります。
午後からは生活相談と原稿書きでした。原稿は中山間地振興条例の前文(案)づくりです。「です、ます調」で10行くらいにまとめようと、何回も書き直しました。なかなか気に入ったものにはなりませんが、集団的に検討するたたき台にはなったと思います。