一日中蒸し暑い日でした。体中がべたべたして不快だった点では、おそらくこの夏一番だったと思います。これまで、「しんぶん赤旗」配達ではクーラーなしで車を運転してきましたが、きょうの蒸し暑さはがまんができませんでした。ただ、クーラーを入れて走り、しょっちゅう乗り降りすると体がおかしくなります。胃が敏感なため、途中で休みました。
さて、きょうは吉川区にある特養ホーム・ほほ笑のふれあいまつりでした。小雨がぱらつくあいにくの天候となりましたが、会場となった福寿荘裏の広場には入所者の家族、親戚の人、職員、ボランティアなどが集まって、よさこいソーラン踊りや地元出身演歌歌手・三島みどりショーなどを楽しみました。雨が降っていたので入所者の多くは福寿荘のなかでした。いつものように外で交流できなかったのは残念でした。
このまつりのテーマは「ふれあい」「助け合い」です。一年に一回の夏祭りなので、この日だけはとやってくる人がいます。入所者の近所の人、友だちなどです。懐かしい人に会い、交流する。家族だけでなく、いろんな人と再会して元気がでるのでは勝手に想像していますが、入所している人にとって、この時の気分はどんなものなのでしょうか。特養ホーム3階のベランダから会場を見ている人が何人かおられました。一人は明らかに入所者の方、そばの人は家族の人だったのでしょうか、気になりました。
三島みどりの歌はこれまで何回か聴きました。きょうは「津軽の花」からスタートし、30分くらいの公演となりました。踊りの先生でもあるだけあって、体の動きがとてもきれいでした(画像)。歌はやはり持ち歌が一番です。私の好きな「母の雪」、10年前に発売された曲ですが、「雪」という言葉が20回ほどでてきます。本人から、「雪という言葉を母と置き換えて聴いてみてください」と言われました。雪の多い故郷で育った人たちにとっては母親への懐かしい想いをかきたてられる歌です。降っていた雨もいつの間にか止んでいました。