市役所からの発信です。
昨晩は疲れて何も書けませんでした。毎週木曜日は市政レポート吉川版を作成する日でもありますが、こちらもまったく手付かずじまい。というわけで、今朝は4時過ぎにおきて、市政レポート作成、印刷、「しんぶん赤旗」日刊紙の配達と大忙しでした。
昨日は常任委員会での審査の後、本会議が開会され、追加経済対策関連議案を含め、すべての議案が全会一致で可決されました。議案の一部には明らかに総選挙目当てのバラマキといえるものもありましたが、一時も早く仕事をという市民の願いに応えることが重要と考え、私たちの議員団も賛成しました。一昨日、昨日と行われた常任委員会審査の中で興味深い議論がされたのは文教経済常任委員会です。産業振興センター(仮称)設置関連予算は774万円でしかありませんが、この運営次第では様々な分野にまたがった起業にもつながっていきます。私たちの議員団の上野議員の質問が光っていました。
私の所属している委員会で活発な議論がされたのは総務常任委員会というより、臨時議会閉会後行われた中山間地対策特別委員会でした。先般まとめた市への提言書、中山間地振興条例(仮称)をめぐって1時間半以上議論しました。要望書的な内容のものは会派や政党で提出すべきで、議会の委員会として、あるいは議会全体として出すのはなじまないという意見には私は不同意です。今回のように、委員会で全会一致で決まったものは要望書であろうが提言書であろうが大いに出していくべきだと思うのです。これからの議会活動は行政のチェックのみならず、立法活動、政策提言などをどんどんやっていくことが求められていると思います。
中山間地振興条例(仮称)については来年3月議会での議員提案をめざしています。特別委員会では2つの分科会に分かれて具体的な検討作業に入りました。昨日の会議で私は、前文の素案を準備してくるよう求められました。条例の前文は「吉川町まちづくり基本条例」以来のことです。条例の制定趣旨、目的などを上越市らしさも入れて書く。簡単そうでなかなかむずかしい仕事です。当分の間、頭が痛くなりそうです。