« これから会議へ | メイン | 夏空のもとで »

総選挙間近、たたかう仲間のドラマ

 総選挙近し。きょうの会議では、県内各地でのいろんなドラマを見聞きしました。

 自分の事務所のすぐそばのおじさんが自殺してしまった。S議員の言葉は少なかったのですが、経営難に苦しんだ上での「決断」だったことがうかがわれます。遺言は「返済をどうするかについてはS議員に相談してくれ」でした。長引く不況を打開できない自公政治を何としても変えねばという思いが伝わる発言でした。S議員は朝の街頭宣伝回数は誰にも負けないという人です。他党を寄せ付けない圧倒的な宣伝は学ばなければなりません。
 
 行ったことのないところ、これまで支持が少なかったところへもどんどん行く。昨日、粟島浦村へ行ってきた新潟1区予定候補の武田勝利さんの発言には勝利への執念を感じました。粟島浦村は前回、比例票はわずかに2票だったところです。131世帯全部に宣伝ビラを入れ、対話をしてきました。
 武田さんは、これまであまり交流のなかった様々な団体とも懇談を続けています。先日は建設業協会の幹部の皆さんとも懇談しました。協会の皆さんからは、「我々とゼネコンと一緒にしてほしくない」「共産党が河川改修で応援してくれているとは知らなかった」などと言われたそうです。各地の農業団体との懇談では、「ミニマムアクセス米はやめてほしい」と強く訴えられたとも。一致点での共同を重視していくことの大切さも浮き彫りになった発言でした。

 会場では阿賀野市の党委員会が作成したビラも配布されました。郷病院問題で市長に難癖をつけた「市長への辞職勧告決議」賛成勢力への反撃ビラです。病院の存続と救急医療体制の確立のためには市長も議会も市民も心を一つにしてがんばらなければならないときに「病院を政争の具にしてはいけない」と訴えています。注目したのは、病院経営の困難の根本にある政府の医療削減政策にふれている点でした。二回も閣議決定して医師養成数を削減する、公立病院にたいする地方交付税も1ベッドあたり74万2000円(97年)から48万9000円(06年)に大幅削減する。こうした医療政策を変えるためには総選挙で日本共産党を伸ばしてくださいと書いてありました。地域でのたたかいと国政を変える仕事を結ぶことはとても大事だと思います。

 きょうの会議で得たものは明日からの活動に生かしたいと思います。夕方、地元の仲間と連絡を取り、明日の行動計画について相談しました。がんばらなくては。


トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.hose1.jp/mt/mt-tb.cgi/2106

コメントを投稿

(TypeKey でサインインしたコメントは即時に、それ以外は承認後表示されます。)

概要

2009年07月04日 23:52に投稿されたページです。

前:これから会議へ
次:夏空のもとで

過去の投稿

小さな町の幸せ通信