議会基本条例策定検討委員会はきょうで4回目です。今回もまた、どんな議会にしていくのか、どんなことを基本条例に盛り込んでいくのかを話し合いました。これまでの話し合いの中で出されたものについては事務局がコンパクトに整理し、議会の責務、市民参画などのキーワードで分類してあります。きょうはこれまで出されたものを再確認し、追加があれば、それも検討するということになりました。まず2つの班に分かれて話し合い、それを持ち寄って委員会全体で検討しました。
私は2班のメンバーです。議会報告については自治基本条例でうたわれている市民に対する説明責任からいっても、市議会としての報告だけでなく、議員個人の議会報告についても言及が必要ではないかと提起しました。また、不断の議会改革についても言及しました。おもしろいと思ったのは、あるべき議会像、議員像を追求していくと、自治体議員としての不十分さが浮き彫りになってくることです。議会基本条例づくりは議員にいっそうの努力と自己改革を求めていくことになりますね。
検討委員会全体の検討会の中では、私が前回の班会議で発言したことが質問の対象になり、私からいま一度説明しました。そのうちのひとつは女性議員についてです。男女共同参画の視点から議会の役職についても女性議員を積極的に登用していくこと、市民参加についても女性の参加を重視していくことが大切だと訴えました。議案などの審査過程での市民参加については、常任委員会審査を例に話をしました。委員の発言が一通り終わった段階で、傍聴者からも発言してもらう仕組みをつくったらどうかという提案しました。これらは今後、大いに議論してほしいものです。