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5会場で地区別懇談会

 きょうから2日間、吉川区総合事務所の地区別懇談会です。新年度の主要事業などについての説明と懇談が主な内容です。今回は市社会福祉協議会吉川支所も参加して同協議会の事業説明もありましたので盛りだくさんとなりました。

 きょうは朝8時半から午後6時20分まで5会場で懇談会がありました。

 新年度の主要事業に関して質問が相次いだのは鳥獣被害対策でした。参加者からの発言で、カラス、サギ、イノシシ、カモシカなどの被害の広がりを感じました。サギ、イノシシの被害は中山間地、平野部関係なく広がっていて、梶、道之下、石谷の参加者から対策強化の声が上がりました。担当グループの説明では区内に2か所に捕獲用オリを設置するほか、人身被害まで出そうな危険が迫った時には、今年度からはじめた「鳥獣特別捕獲員」を派遣するとのことでした。

 全体として若い人の参加は少なかったのですが、児童生徒を持つ参加者などからスクールバスなどの通学支援制度見直しについて2会場で要望が出ました。東田中地区の会場では「橋爪議員もおられるががんばってもらいたい」、泉谷地区会場では、「スクールバス運行は学校統合の歴史的な経過がある。有料化するなんてとんでもないこと」だとの強い発言がありました。この問題は今後、この秋にかけて熱い政治課題となります。

 きょうの懇談でもっとも関心が高く、発言が多かったのは路線バスの見直し問題です。7月から初めてデマンド型運行(事前に予約して乗車する)となる山直海線(やまのうみせん)。同線を通院、買い物の交通手段として活用している人たちは源地区会場に大勢参加しました(画像)。そして日頃、こういう場で発言したこともないばあちゃんたちが、「おら、毎日、予約で電話なんかできない。忘れてしまう」「バスが毎日通っていないと安心できない」などと訴えました。デマンド型運行については丁寧過ぎるほど丁寧に、かつ分かりやすく説明し、慣れてもらわないとうまくいかないと思いました。大きな変更のある旭地区会場でも、少ない懇談時間の中で、「くびき駅線、梶に寄ってもらえないか」「鵜の浜線は確かに利用が少ないが通学に支障はないのか」などの発言がありました。この問題は来年3月末までの実証運行の中でしっかりと検討していかなければなりません。

 ところで、お昼の時間に総合事務所のメンバーのみなさんとテレビを見ていたら、「信越線、北陸線、ほくほく線、大糸線は地域の宝、みんなで守ろう」と、住民団体による信越本線沿線大行進の模様が放映されていました。直江津から妙高高原まで歩くということですが、その先頭集団に平良木議員や仲田前議員などの姿がありました。みんな、がんばってますね。


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2009年06月06日 23:55に投稿されたページです。

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