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もう1か月

 父が旅立ったのは先月の8日のことでした。あれからもう1か月も経ったんですね。時の流れは本当に早いと感じます。
 人間の気持ちというものは簡単に切り替えができないのでしょうか、いまだに父が死んだとは思えません。父が入院していた当時、市役所の行き帰りに病院へ立ち寄ってきました。それが1年4か月続いたこともあってか、何となく病院へ行きたくなります。病院へ行けば、父に会えるような気がするのです。
 一番さびしがるかなと思っていた母は元気です。毎日のように畑仕事に精を出す。山へ山菜採りに行く。お茶飲みに出かける。以前とまったく変わらぬ生活をしています。父に「早く帰ってこいや」と叱られないですむので、暗くなるまで外に出ていて、家族に気をもませています。

 さて、きょうは市議会の中山間地対策特別委員会でした。市役所の調査報告書、食料・農業・農村議員連盟の提言、特別委員会での調査と議論の3つを対比した一覧表をもとにして、委員会メンバーだけで課題整理をしました。
 一覧表は正副委員長が作成したといいます。こういう表があると、議論不足の分野、項目などが明らかになって便利ですね。きょうの委員会では、雪への対応、住民の健康維持、移動手段の確保、集落機能維持などの課題整理の中で「まだ不足しているところがあったらぜひ発言を」という委員長からの要請があり、これを受けて活発な発言が相次ぎました。
 私が発言したのは、冬期保安要員制度の維持と充実、拡大の必要性、保健師などによる保健集会の継続、防災・安全確保のための緊急通報装置、若者定住対策の強化についてでした。このうち、冬期保安要員制度関連では、「高齢化が進み、木戸先除雪などのへの援助が求められている」と発言したところ、「市道などから入った木戸先や民家周囲の除雪で人手が足りない」など他の委員の発言が続きました。また、合併後の過疎地の人口減対策は各区(旧町村)ごとの若者定住対策が必要ではないかとの私の指摘に、「合併して一番頭の痛いところだ」などと関連発言がいくつも出ました。
 次回の委員会では、きょうの議論を踏まえてさらに踏み込んだ課題整理と具体的な対策を話し合うことにしています。


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概要

2009年05月08日 23:21に投稿されたページです。

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