父の葬儀後初めて、日本共産党の会議に参加しました。きょうの会議は今月27日午後7時から上越文化会館で開催される「宗教人と日本共産党との懇談会」の準備です。何人ものお寺さんや宗教関係者が呼びかけ、党中央委員会から緒方靖夫副委員長も参加して開催されるものですが、10日前の段階での準備状況を確認し合い、今後の取り組みについて話し合いました。上越地域は全国的にみても寺院、神社などがたくさんある地域といいます。どんな話が出るか楽しみにしています。ぜひ成功させたいですね。
かく言う私も宗教には大いにかかわりがあります。そもそもわが家の屋号、法生(ほうせ)はお寺の名前からきています。どれくらい前からは定かではありませんが、わが家は昔、「法生坊(ほうさいぼう)」という小さな山伏寺だったと聞いています。この「法生坊」が時代の流れの中で「ほうせ」になったのでしょう。私の名前は屋号から一文字をとり、祖父がつけたものです。そしていま、わが家は真宗大谷派専徳寺の檀家でもあります。今回の葬儀も真宗大谷派のやり方で行われました。
夕方、妻を職場に迎えに行き、ともに帰りました。これまでなら、妻の職場から病院に寄って帰るのですが、その必要はなくなりました。稲田の十字路を直江津方向に曲がらないで車を進めるのが何となくさみしい。そして特別養護老人ホーム「いなほ園」の近くを通った時には、父をショートスティで送迎した時のことが浮かんできました。初めてショートにお世話になった時は母と長女と3人で連れて行ったのですが、帰り際に父は「置いていかれる」ことを察知し、切ない表情を見せました。しばらくの間、いろんなところで父を思い出すことになるのでしょうね。