« 雨が降って庭の木々は緑色に | メイン | 「宗教人と日本共産党との懇談会」の準備 »

「介護労働実態調査結果報告書」

 久しぶりに高田・直江津地区に出かけました。父が亡くなった8日以来です。きょうから勤務復帰の妻を職場まで送り、その後、父が入院していた病院へ寄ってきました。1年4か月あまりにわたって病院に通い続けていたこともあって、病院へ行くと父に会えるような気がするから不思議です。病院ではお礼を言わないままとなっているある病院関係者を訪ねたのですが、残念ながら仕事中のため会えませんでした。病院から出る前、売店に立ち寄りました。朝飯を食べる余裕がなかった時に、ここで1個150円の大きなおにぎりを買って市役所に向かうクセがついています。今朝も食べていなかったので、いつもの「たらこ入りおにぎり」を買い求めました。

 短時間でしたが、市役所にも寄ってきました。議員向け連絡用のボックスに書類などがたまっているだろうと思ったからです。土日をはさんだ期間でしたので、思ったほど書類はありませんでした。ただ、そのなかに、ずっと待っていたものがありました。上越市が実施した「介護労働実態調査結果報告書」です。概要版は先月10日の市議会厚生常任委員会で出ていたのですが、全文が掲載された報告書はまだだったのです。この調査は、私が一般質問で実施を求めてきたものですが、国の調査データと比較できるところに特徴のひとつがあります。そのなかには興味深いものがいくつもあります。たとえば、きょう読み進んでいくうちに、「現在の仕事を選んだ理由」というところで、「働きがいのある仕事だと思ったから」(56.1%)「資格・技能が活かせるから」(40.8%)に続いて「お年寄りが好きだから」が36.7%にものぼっていることがわかりました。これは国の調査よりも9.4ポイントも高いのです。これはうれしい数値でした。報告書の全文は上越市のホームページに掲載されています。

 家に戻ったのは午前10半過ぎでした。郵便受けをのぞいたところ、見たことのある手書きのハガキが一枚届いていました。『ざ・むーん』の柳川月さんからです。父が旅立ったこと、それについてこの日記などに書いていることを誰かが月さんに伝えてくださったのでしょう。素敵な手書き文字で励ましの言葉を寄せてくださいました。そこには、「紅こぶし 咲く春を逝き たまひしと 人伝てにきく 父君の訃を」という短歌もそえてありました(画像)。月さん、ありがとうございました。


トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.hose1.jp/mt/mt-tb.cgi/2030

コメントを投稿

(TypeKey でサインインしたコメントは即時に、それ以外は承認後表示されます。)

概要

2009年04月16日 23:41に投稿されたページです。

前:雨が降って庭の木々は緑色に
次:「宗教人と日本共産党との懇談会」の準備

過去の投稿

小さな町の幸せ通信