昨日書く余裕がなかったことをひとつ書いておきます。昨日は午後から直江津地区での総選挙勝利をめざす「新春の集い」でした。衆院比例候補の山口典久さんや6区の橋本正幸さんを迎えての集いでしたので、地元の樋口議員だけでなく、私や上野議員も参加しました。
この集いで挨拶をしたらすぐ長野へ飛ぶという山口さんの話は説得力とユーモアに満ちていて、ひき込まれました。山口さんは、「大失業を黙って見ていていいのか」と切り出し、解雇や雇い止めをくい止めるのが政治の役割だと訴えました。2月4日の衆院予算委員会での志位委員長の質問を傍聴してきたという山口さんは、「大失業は法律に基づいて対応すれば防ぐことができる。大企業の内部留保を1%くずしただけで雇用は維持できるんです。トヨタは1台も車を生産しなくとも、労働者に5年間給与を払えるだけの貯えがある」と強調しました。
今日の雇用問題では、会社の社会的な責任を問う声が多い。そのなかで、これこそ会社のあり方だ、という例を山口さんは紹介してくれました。地元のあるワイン会社の話です。ここの社長は、従業員は絶対に首を切らないという確固たる信念をもっているといいます。保険や貯金をたたいても切らない。なぜならば、辞めさせられるかもという不安にかられたらいい仕事をしてもらえないから。また、この社長はブドウ農家から買いたたくようなこともしないといいます。そんなことをしたら、いいブドウを作ってもらえないからとのことでした。生きがいをもって働くことの大切さを改めて感じました。
北陸信越ブロックではこれまで2回の選挙で当選までもう一歩という結果でした。山口さんは、「今度のたたかいは政治の中身を変えるたたかいです。身近な要望を国に届けるためにも勝ちたい。みなさんの声を国会に届けたいんです。どうしても届けたいんです」と結びました。山口さんの「どうしても届けたいんです」、この言葉に応えなくては……。