昨日の地域協議会で初めて聴いた「糸球体ろ過量」というのが気になりました。そもそも何が問題なのか。自分の数値はどうなっているか。昨年11月に行った人間ドッグの結果データを見ても「糸球体ろ過量」という言葉はありません。そこでインターネットで調べてみました。共同通信社の「最新医療情報」によれば、「糸球体ろ過量(GFR) 糸球体は腎臓にある毛細血管が球状になった構造体で、血液をろ過している。ろ過の能力を示すのがGFRで、腎臓が何パーセント機能しているかの指標となる。血液中の老廃物であるクレアチニンの検査数値と年齢、性別から推定。数値が大きいほど機能が残されていることを示し、慢性腎臓病(CKD)の5段階の病期分類にも使われる」とあります。そこで改めて人間ドッグ結果データをみると、腎機能検査の中に今回から(eGFR)という検査項目が入っていることがわかりました。私の数値は77です。慢性腎臓病の5段階の病期分類でみると、「2期 GFR 軽度低下」ということになります。ひょっとすると60ちょっとかなと思っていたのでホッとしました。でも要注意ですね。
さて、きょうは市議会中山間地対策特別委員会でした。午前中に財団法人大島農業振興公社を視察し、その後、菖蒲地区のみなさんと懇談させてもらいました。
農業振興公社では、初代の大島区総合事務所長だった江口さん(退職後、ここで勤務)から案内をしていただき、鉄骨温室(ハウス)を見学をしました。豪雪地帯でありながらハウスをやっている。まず、そのことに驚きました。同公社では5年前から市内公共花壇の花苗を引き受けています。公共花壇だけでも6万7000鉢、そのほか「花とみどりの協議会」などにもほぼ同じ数量を出しているそうです。ハウス内ではサクラソウとシネラリアがきれいに咲いていました(画像)。ハウスでは、このほか、メロン、イチゴ苗、オータムポエムもやっていて、頑張っていました。農業振興公社は山間地の農地の守り手としてもなくてはならない存在です。耕作を依頼される農地は条件不利の地域のものが多く、経営的に厳しいと聞きました。どういう形で支援していったらいいのか、検討が必要です。
菖蒲地区のみなさんとの懇談会。訪問したメンバーの自己紹介の際に、「戸籍上は吉川区尾神で生まれたことになっていますが、実際に生まれた場所は大島区の嶺です。ここにおられる岩野議員とは仲良くさせてもらっていますが、れっきとした内山系統の人間です」と言ったら、会場は爆笑。「この人は『のうの』の親類だ」という声も聞こえました。会の中では、「ソバの産地づくり交付金をせめて1万円上乗せしてほしい」「直接支払が終わってしまうと、田んぼをやめる人が何人も出てくる。これからどうしたらいいものか悩みの種だ」「(14市町村が)合併しても市役所(木田事務所)に行ったことがない。総合事務所にもっと金と権限を渡してほしい」などの声が次々と出されました。