「しんぶん赤旗」日曜版の配達中に薄紫色の花が見えたので何かと思ったら、何と雪割草(オオミスミソウ)の花でした(画像)。まだ1月です。木の陰でこっそりと花を咲かせていました。吉川区内では平場と山間部に群生地があります。この花はおそらく、その一方から持ってきて植えたものでしょう。私が知っているところは山間部ですが、ひょっとすればそこでも咲いているかもしれない。そう思ったら、落ち着いていられなくなりました。
きょうは新聞の配達だけでなく、集金もしなければならない日でした。ある家へ行ったら、知っているお客さんがおられ、「一緒にどうだね」とお茶をすすめられました。そのお客さんは俳句愛好者のHさんでした。この方と一緒にお茶を飲むのは初めてです。私の妻の俳句や短歌も読んでいてくださるとのことで、五七五の世界の興味深い話を聴かせていただきました。吉川区では山崎文治郎さんが俳句愛好者のリーダー的な存在です。Hさんは、山崎さんが数年前お連れ合いを亡くされ、その後、発表された妻恋歌がお気に入りだそうです。そのひとつをご紹介しましょう。春雨や妻追憶の蛇の目傘。