久しぶりに県庁へ行ってきました。豪雪対策のひとつとして県内外に知られている冬期保安要員制度の存続と拡充の要請をするためです。竹島県議、武田勝利衆院比例候補、十日町市議、津南町議らとともに担当課長などに働きかけてきました。
同制度は生活道路の除雪や要援護世帯の除雪、急患対策などを業務とする人を冬期間配置するもので、豪雪地の住民にとってはなくてはならない制度ですが、2年前に実施要領が改悪されて、現在は15地区21人(県単事業として)に減らされてしまいました。国の集落対策の新たな展開のなかで、県も独自の検討に入っていることが今回の要請行動の中で判明しました。参加した議員はそれぞれ、「2年前に削減されたところも市や町で独自に設置して対応している」「保安要員がいるからいまの集落で暮らせる」などと訴え、存続・拡充を求めました(画像)。今後の動きをしっかりと見ていく必要があります。
夕方からは党議員団主催の「中心市街地活性化を考える市民懇談会」でした。会場には30人を超える人たちが参加してくださいました。スライドで今回の中心市街地活性化基本計画の中身をお伝えした後、懇談会に入りました(画像)。「公金を投入して、かつてのような賑わいを本当に取り戻せるのか」「公共交通との関連が見えない。(中心市街地活性化の)エリアからはずれたところに比較的元気なところがある。そこに学ぶべきだ」「なぜ、いまさら中心市街地活性化を言い出したか」「中心市街地がこうなったこれまでの総括をやるのが前提だ」などたくさんの質問や意見表明が相次ぎ時間が足りないくらいでした。地元の動きとしては、街なか映画館再生委員会の方がとてもいい取り組みを紹介して下さり、まちづくりのあるべき姿のヒントを得たように思います。
今回の懇談の中で、多くの市民の皆さんが旧高田共同ビル再生事業に関しては厳しい見方をされているなと感じました。これまでの商業政策の総括の必要性も浮き彫りになったと思います。残念だったのは、地元商店街の皆さんの参加が少なかったことです。より良いまちづくりに向けて一生懸命活動されているグループも街なか映画館再生委員会以外にもいくつもありますし、今後は、こうした人たちとも意見交換していきたいですね。