« 何かが雑じると… | メイン | 農業政策全体がどうなっているかを意識して »

㈱よしかわ杜氏の郷問題で地区別説明会

 昨年の12月19日に新体制ができた㈱よしかわ杜氏の郷について、市役所総合事務所は本日、吉川区内3か所で地区別説明会を行いました。ちょうど、市議会の定数問題での報告会と重なりましたが、地元ですので地区別説明会に参加してきました。
 総合事務所の説明では、市が今月9日に1億2000万円の増資を行ったこと、旧役員5氏が2100万円増資後、従来からの出資分を含め2175万円を市に寄付したこと、新役員の任期は当初説明してきた今期の残任期間ではなく、定款で定められた期間(取締役は2年、監査役は4年)となることなどが報告されました。会社法の関係で、会社役員の報酬もゼロというわけにはいかないことがわかったといいます。注目のジャパン・フード&リカー・アライアンス㈱との委託契約については150万円で結び、製造や営業などに関する調査、助言、提案をしてもらうほか、6月の末までの経営改善計画の立案で仕事をしてもらうことが明らかになりました。同社がお客を新規に開拓した場合は、売上の5%を成功報酬として払うそうです。
 説明会の参加者は全体で20人ほどでしたが、「新体制は暫定か。どんな経営計画でいくのか。いままでと違ったやり方をしないと成功しない」「2度と税金投入はしてほしくない。率先して自慢できる酒を造ってほしい」「酒蔵の門はとった方がいい。道の駅、ゆったりの郷などと一体化させ、吉川の顔にもっていけたらいい」「こんどこそはという思いでやってもらいたい。地元に愛される酒を」などの声が出ました。
 ㈱よしかわ杜氏の郷問題は12月議会で終わったわけではありません。総合事務所が自治基本条例を意識しているかどうかはわかりませんが、こうした説明会をやれば、市民の生の声を聴くことが出来ますし、市民との信頼関係もできていくはずです。大事な取り組みでした。


トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.hose1.jp/mt/mt-tb.cgi/1949

コメントを投稿

(TypeKey でサインインしたコメントは即時に、それ以外は承認後表示されます。)

概要

2009年01月25日 23:48に投稿されたページです。

前:何かが雑じると…
次:農業政策全体がどうなっているかを意識して

過去の投稿

小さな町の幸せ通信