きょうは食料農業農村議員連盟主催の研修会でした。テーマは、いま注目の米粉促進です。江川技術士事務所の江川和徳さんの講演で、米粉がパン、すいとん、フライドポテト風お菓子、餃子の皮などいろんな分野ですでに活用されていて、食品として大きな可能性を秘めていることが分かりました。米粉を使った麺は米としておいしいからおいしい麺になるとはかぎらない。米としておいしくない方がおいしい麺になるといいます。面白いと思ったのは、蒸した後、蕎麦のようにのし棒で生地を広げて活用する方法です。これだと、遊び心も持っていろんな形で食べ物をつくれると思いました。
講演会の後の昼食会では、初めて米麺を食べました。製麺用の新品種「越のかおり(北陸207号)」を使った米麺です。蕎麦と一緒に出され、食べ比べができるようになっていましたが、麺がきらきらしてきれいでしたね(手前が米麺)。コシが強すぎて、食べやすさは蕎麦には及びませんでしたが、コメの風味があって今後の改良次第ではどんどん伸びていく食品だと感じました。家へも米麺を持ち帰ったところ、妻やこどもたちは「おいしい」を連発していました。