一昨年の中越沖地震、わが家でも水道管がやられたほか、家具、本棚などが倒れて、めちゃくちゃになりました。私たちの地方の方言で言うと、「かんもされた」という言葉になるのかな。この後片付けをしたのはしばらくたってからですが、その際、どうしても見つからなかったものがいくつかありました。1981年(昭和56年)に発行された雑誌と何枚かの写真です。それがきょう見つかったのです。
発見した雑誌と写真(画像はその一部)は、妻が『おとうさんのしごと』という絵本を自費出版した当時のものです。NHKテレビやいくつかの新聞、雑誌などがとり上げてくれましたが、これは、私たち夫婦にとってはもちろんのこと、わが家にとっても宝物でした。この雑誌は妻の絵本を紹介してしばらくしてから廃刊になっていますので、わが家で見つけることができなければ簡単には入手できないものでした。それだけにうれしかったなぁ。きょう、最大の収穫です。
きょうの発見は、党頸城支部で話をするスライドづくりの過程でのことでした。きょうの話のねらいは、私がどういう環境の中で育ち、日本共産党に入党していったのか、どんなことを心がけて活動してきたかを知ってもらい、「これなら共産党でがんばっていける」という気持ちを再確認してもらうことでした。話を楽しく、興味深く聴いていただくためにどういうスライドがいいか考えていた時、ふと思いついたのが行方不明になっていた雑誌と写真でした。きょう、話す機会を与えてくれた仲間に感謝です。