久々に緊張しました。次男が来春結婚する予定ですが、市内の割烹で彼女のご両親との昼食会を行ったのです。ひと昔前で言えば、結納のようなものでしょうか。若い二人はもう5年ほど付き合いをしているのですが、ご両親と会ったのは今回が初めてです。きょうの昼食会はそれぞれの両親の顔合わせをと二人が計画し、準備してくれました。
彼女のお父さんは職人さんと聞いていました。かなり厳しい人ではないかと勝手に想像していたのですが、気持のやさしい方でホッとしました。偶然にもビール党で、しかもキリンラガー派である点は私と全く同じ。手の指は乳しぼりをしていた私に負けないくらい太く、働き者の職人さんらしい感じがしました。びっくりしたのは焼いたヒラメの食べ方です。頭の部分と骨をほんの少し残して見事にというか、きれいに食べる点にみんなの目が集まりました。私もきれいに食べる方ですが、私以上に食べられる部分を徹底的に食べる、これには圧倒されました。では、試しにどこまで食べられるのかと私も挑戦したところ、ほぼ同じレベルまで食べることができました。ここまで食べると、残物をもらったネコはがっかりするかも知れません。
ちょっと余計なことを書きました。何よりもありがたかったのは、次男のことをよく理解していてくださり、二人の付き合いをあたたかい目で見ていてくださることでした。きょうは、初めてとはいえ、話がはずみ、3時間ほど一緒に楽しい時間を過ごすことができました。彼女のご両親も近くの山に行ったり、温泉に入ったりすることが好きだということがわかり、今後、一緒に出かけることも出来そうです。