感激です。まだ12月だというのに、私の大好きな野の花であるキクザキイチゲが咲き始めたのです。「おまんに教えてやろうと思ってさ。なんて花だっけ、春一番に咲く花?」そう言って、私にこの情報を教えてくれたのは従姉のミコちゃんでした。わが家に遊びにやってきた大島区板山の伯母と一緒にお茶を飲んでいた時のことです。
この情報を聴いてじっとしていられる私ではありません。従姉が見かけたという場所へ行くと、まだ咲き始めたばかりの薄紫色の花がいくつもあります。まちがいなくキクザキイチゲでした。雪解けのころ、大地から芽が出たときの姿は何度も見ていますので、一目で確認できました(画像)。
きょうは柿崎区でロウバイの花が膨らみ始めているのを発見して、今年も暖冬だな、と思っていたところでした。先日降った雪もすっかり消えました。このキクザキイチゲは、春になったと勘違いしたのかも知れません。それにしても、この花と久しぶりに出合う時の感動はどこからくるのか。