おはようございます。このところの睡眠不足がたたって、日記を書かずにダウンしてしまいました。
昨日から12月定例議会がはじまりました。今回の定例会で最も大きな関心を寄せられているのは㈱よしかわ杜氏の郷への市の増資、1億2200万円が認められるかどうかです。昨日の総括質疑でも、6会派の代表が登壇し、現在の会社経営陣の責任の取り方、新たな役員体制などについていろいろな角度から質疑が繰り広げられました。
昨日の論戦の中で、いくつか新しい展開が確認されました。これまで、会社の現経営陣は2100万円を出資することで責任を果たすとされていましたが、この出資分、及び会社経営陣がいま持っている75万円の株を含めて市に無償譲渡することが明らかになりました。おそらく、最近の3者協議で一定の合意をみたのでしょう。これは、市民説明会でのアンケートなどで「責任の取り方として不十分」という声が多数あったことを配慮したものと思われます。また、新役員については12月19日に予定されている臨時株主総会で選出されるとこれまでも説明がありましたが、そのうちの1名は市から市長または副市長が入ること、JAから1名入ること、吉川区から2名出てもらうこと、このほか、民間から1名入ってもらうとの答弁がありました。役員をどうするかについては、市とJAの2者協議で詰めているとのことでしたが、具体的な名前は株主総会まで明らかにできないとのことでした。
注目のスポンサー企業名は昨日の段階でも明らかにされませんでした。質疑全体を通じて感じたのは、市議会全体から予想以上の厳しい目が注がれているということでした。それともうひとつ、これまで市議会に報告してきた市、JA、会社の3者協議の到達点と新たな到達点でどこがどう変わったかの説明があると、質疑はさらに深まったと思います。
この㈱よしかわ杜氏の郷問題は、8日の文教経済常任委員会で細かく議論されるはずです。場所は市役所5階の第1委員会室で、午前10時からです。