午前中に「しんぶん赤旗」日曜版の配達、集金をやり、午後からは男女共同参画センター主催による「議員と語ろうPART5]に参加してきました。
「議員と語ろう」に参加したのはこれで2回目です。テーマは「防災と男女共同参画」。新潟県女性財団理事長の大島煦美子さんの講演、市危機管理課の宮川副課長の「上越市の防災計画と男女共同参画」報告を聴き、その後、8つのグループに分かれて、「防災において男女共同参画をどう実現するか」についてワークショップ(画像)をやりました。
大島さんの講演では、中越大震災などにおける経験が生々しく語られました。どこの行政機関か聞きそびれましたが、防災服は男性用しかなかった、防災長靴も男子用ばかりで男性用の一番サイズの小さな24,5センチを履いた、トイレの入り口が男女とも一緒では抵抗感がある、コミュニティがばらける形で避難すると性的ないやがらせが発生しやすいなど、まだ防災分野では人権尊重がこれからだということがよく分かりました。宮川さんの報告では、市の地域防災計画に「男女両性の視点に立った対策」が盛り込まれていることを知り、さすがは男女共同参画都市宣言をしている市だなと感心しました。
ワークショップは久しぶりです。自分でできることを思いつくままにカードに書き込み、大洋紙に貼って、それぞれの思いを語る。そのカードをグループ化し、グループとしての報告をする。私のグループでは、家庭や職場できること、防災訓練に関することなどで考えをまとめました。時間の関係で2つのグループ報告しか聴けませんでしたが、防災士のなかで女性が3%しかいないことなどが明らかにされ、これまで気がつかなかった点を学びました。時間的にはもう30分くらいあると、もっと充実した企画になったように思います。
夕方には、長野県須坂市のりんご農家から依頼されたふじりんごの配達をやり、その後、議会報告会を1か所で行いました。明日は午前から夜まで4か所で行います。議会の質問準備もしなければなりません。こりゃ、たいへんだ。