数か月前のことですが、高知新聞の方から電話があり、11月頃に限界集落についての本を出版するので、その中で私の市議会一般質問を引用させてほしい、との話がありました。本になったことは新潟日報のコラムで知っていました。その本をきょう入手し、関連部分を読ませてもらいました。「棚田の維持に迫る限界」という見出しで上越市のことが7ページを使って紹介されていました。その中で私の2006年3月議会での一般質問が2ページほどにわたり引用されています。私の質問は原稿なしでやっていますので、文章で見ると恥ずかしくなるようなレベルですが、それでも著者から「その質問は古里を愛する切実なものだった」と評価していただきました。この本では、上越市議会に中山間地対策特別委員会が設置されたことや市が「日常生活サポートガイドブック」を発行したことなど最新情報も書かれていて、これには驚きました。本の著者は大野晃長野大学教授です。タイトルは『限界集落と地域再生』(画像)、全国の12の地方紙の共同出版ですが、新潟県では新潟日報事業社が発行しています。ぜひご一読下さい。
きょうは午前中、私用で飛び回り、午後からは市の㈱よしかわ杜氏の郷についての市民説明会に出席しました。参加者は22日に比べていまいちでしたが、住民意思の確認を求める強い意見や「ISOの取得を考えて計画の中に盛り込んでほしい。産業連関をきちんと分析して地域に貢献する企業に持って行くべき」など積極的な提案がいくつかありました。これで計画された7会場での説明会は終わりです。住民が大きな関心を持っているひとつのテーマでこのような連続説明会をやったことは大いに評価できます。あとは出された意見や要望をちゃんと検討して対応することが大切ですね。