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もっと市民の中へ

 午後から長峰町内会で議会報告会(画像)をやりました。長峰は㈱よしかわ杜氏の郷のすぐそばの町内会です。地元中の地元、と言ってよいでしょう。ここの人たちは㈱よしかわ杜氏の郷の問題をどんなふうにお考えなんだろう、とずっと思っていました。急なお願いにもかかわらず、7人の方が参加してくださいました。また、市議会文教経済常任委員会の小関さんと上野さんも出かけてくださいました。ありがたいことです。
 会では、私が報告を行い、その後、懇談に入りました。いまから9年前まで町内会の幹部だった人は、「杜氏の郷は長峰の1等地だったところだ。毎日、地権者会議を開いて話し合い、提供した。それが廃止となると残念だ。何とか存続させてほしい」と発言されました。また、別の人たちからは、「できるだけ存続させてもらいたいが、吉川区の地域事業費を使うというのはどうか」「賞に入ることと別に、みなさんの好むお酒を造っていただきたい」などのご意見を寄せていただきました。報告会をやってよかったと思いました。今月は忙しい日程ですが、区内で数か所やりたいと思っています。
 夜7時からは市議会主催の議会報告会です。17日に続いて今晩は大潟区コミュニティプラザで開かれました。議員や行政の人たちをのぞいて30数人の人たちが参加してくださいました。「年金から住民税を天引きするなんて人権無視だ。滞納が多いから安易に認めたのではないか」「住民税の前にすでに介護保険料などが天引きされている。これらがどうであったか検証した上で賛成したのか」「市長は一度も地域協議会に顔を出したことがない。議長や委員長は出たことがあるか」「こういう会はまったく有意義だ。しかし、議員さんがここに大勢おられるのはもったいない。次回は何班かに分けて報告会を広めてほしい」などたくさんのご意見・ご要望が出ました。
 17日と今晩の報告会を通じて思ったことは、議会はもっと市民の中に入って、市民の皆さんの声を聴くべきだということです。この、ごく当たり前のことをもっと追求してこそ、市民に開かれた議会になると思います。市民の方から出されたご意見の中には、議員が気付かない視点もあります。こうした報告会を重ねることによって、論戦も充実するかも知れません。


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2008年11月20日 23:42に投稿されたページです。

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