一日中会議でした。午前9時からの各派代表者会議では、来月17日と20日に開催する議会報告会についてが議題のひとつでした。会場の準備、受付などを含めて議員による手作りの議会報告会にしようと意見を出し合いました。上越議会史上初の取り組みですので失敗もあろうかと思いますが、みんなで成功させようというこの雰囲気はいいですね。
次は新幹線・交通対策特別委員会です。この委員会は午前10時から始まり、お昼過ぎまでかかりました。ここでは、新幹線建設の状況と並行在来線の取り組みの現状及び今後の見通しについて市当局から報告があり、その後、質疑が行われました。注目したのは並行在来線問題での平良木質問です。私の9月議会一般質問では踏み込む余裕のなかった政府・与党合意の見直しがなぜ求められているかについて言及、政府・与党合意からかなりの年月がたち、その間に「新幹線は黒字経営の見通しがつき、JRの負担を心配する必要がなくなっている」「九州新幹線長崎ルートで、JR九州が在来線の経営をそのまま継続するということで関係2県と合意した」、この2つの大きな状況の変化を指摘したことは重要です。今後の議論に影響を与えることになるでしょう。
午後1時からは上越地域消防事務組合議会定例会と全員協議会でした。昨年度の一般会計決算と本年度の補正予算が議題です。私は最近問題になっている公務災害の実態と救急体制の強化について発言しました。公務災害は平成18年度が1件、昨年度は3件あったということですが、どういう内容の災害か、また他の消防事務組合と比較してどうかという点は調査した上で答えるということでした。こういう基本的な問題はいつでも答えられるようにしておいてほしいものです。救急車、救急隊に救急救命士を配置することはいまや不可欠となっています。議会では、現在32人の救急救命士を毎年4人ずつ増強して66人体制にする計画が明らかにされましたが、もっとスピードアップできないものかと思いました。全員協議会では、第12次組合消防整備計画案が審議されました。重点施策の中で、「消防力希薄地帯の署所新設について長期的な視野から検討する」とあったので具体的な取り組みについて質問しました。事務当局ではすでに7回ほど検討会議をしており、上越市の春日地区を想定しているとのことでした。
夜は地元で党会議でした。総選挙に向けた取り組みを中心に話し合いました。
お知らせです。明日から3日間、市議会中山間地対策特別委員会の視察で福島県に出かけます。メインは水源の里シンポジュームへの参加と福島県の過疎・中山間地域振興条例を学ぶことです。楽しみです。なお、この間、日記はお休みとさせていただきます。