『幸せめっけた』に続く随想のシリーズとして市政レポートの裏面に書き続けてきた『春よ来い』が今回の「赤とんぼ」で100回目となりました。第1回が2004年の1月ですから、4年と10か月書き続けてきたことになります。この間、応援してくださいましたみなさんに心から感謝いたします。
この随想は、私の家族や親戚の出来事、吉川区内でがんばって生きている人たちのことを中心に書いてきました。心を揺さぶられ、すぐに文字にしたものもあれば、何回か取材して書いたものもあります。おもしろいもので、自分が書いた文章は一晩寝かせて翌日になると違って見えてきます。できるだけ良い文章にしたいと何回も書き直したものもあります。でも、書きなおしたものがよく読まれるとはかぎりません。文章としてはいまいちでも、「良かったよ」と言ってもらえるものもあります。
いまや、私の活動の一部分となった随想の執筆ですが、ありがたいのは、いつも楽しみにしていてくださる方が何人もおられることです。「いつもビラの裏、読んでるでね。続けてくんないね」こういう励ましの言葉を寄せていただいたからこそ続いてきたんだと思います。残念なのは、最近、執筆の時間がなかなかとれないことです。でも、書かないではいられないことが必ず出てきますので、寝る時間を削ってでも続けていきたい。これからも応援よろしくお願いします。