今年度の吉川区敬老会が長峰温泉ゆったりの郷ゲートボール場で午前10時半から行われました。吉川区になってからで数えると4回目です。
今回から市の敬老会の参加対象者は75歳以上となりました。そのため、参加者は約280人となり、昨年と比べ150人ほど少なくなりました。例年より静かだと感じたのはそのせいでしょうか。送迎用のバスもこれまでの大型バスからマイクロバスになりました。
式典では主催者を代表して中川副市長が挨拶しました。いつも力強い挨拶をすることで定評のある同副市長は、戦前から困難を乗り越え、地域の発展のために貢献されてきた参加者に感謝し、これからも頑張ってと激励しました。来賓代表として市議会の古澤副議長も挨拶しました。私も万歳三唱の際に一言のべさせてもらいました。昨日の日記に書いた半纏のことと、「おまんはおらちの親方だすけ、がんばって」と声をかけた時に父はほほ笑むことを例にあげ、そこには一人の人間としての価値を認めてもらえる喜びがある、という話をしました。思いつくままに語ったので、参加者の心に響いたかどうか。
第2部のアトラクションは今回も踊りと歌が中心でした。ゆったりの郷の橋爪吉夫さんの元気な司会で、区内と糸魚川市の踊りのグループが登壇、見事な踊りを披露しました(画像)。毎回感心するのは踊る人たちの豊な表現力です。体全体で踊るのですが、目や指の動きひとつでいろんなことを表現できるものですね。歌では秋田県出身の歌手、榎春美さん(男性)が「高原列車」「達者でな」など懐かしい曲を何曲も歌い楽しませてくれました。
昨日の午前と違い、きょうは朝から晴れ上がり、最高の日でした。敬老会が終わってからはビラ配布でした。ある集落へ行ったところ、敬老会に参加しての帰りに1軒の家でお茶を楽しんでいる6人のおばあちゃんに出会いました。そこには茄子の漬物やむかごをふかしたものが飯台の上に出ていて、私も仲間に入って楽しいひと時を過ごさせていただきました。