きょうは前橋市駅前のホテルで親戚の結婚式でした。こちらから10人乗りのタクシーに乗って朝6時半頃出発、帰りは午後7時半頃になりました。近くに住んでいても普段あまり会話もできない伯母や従妹夫婦などと一緒でしたので、車中はたくさんおしゃべりをして楽しい時間を過ごしました。
結婚式は10時半から、披露宴は12時からでした。新郎新婦の高校の同級生や会社の同僚、親戚の人たちが盛り上げてくれ、とてもいい結婚式でした。新郎は子ども時代の姿しか記憶が残っていません。背が伸びて、若かりし頃の小林旭風の素敵な男性に成長していました。あまり口数が多くなく、真面目な男性でしたが、人にやさしいところが最大の魅力。新婦もここにひかれたようです。新婦の父親、母親とも私やわが家の子どもたちがお世話になった教育者です。不思議なご縁を感じました。
結婚披露宴はずいぶん変わりましたね。映像技術の発達するなかで、新郎新婦の生い立ちと出会いの紹介はプロジェクターを使い、鮮やかに映し出されました。若い二人の魅力がコンパクトに紹介されていてとてもわかりやすいものでした。披露宴の最終場面、新郎新婦が退場してからも映像で、きょうの結婚式の様子などがプロジェクターで大きく映し出されました。披露宴に参加した人たちもどこかに登場していて、最後は出演者(参加者)の名前がずらりと出てくる。まるで映画に出演した錯覚を起こしそうな演出がされていました。
きょう一番印象に残った映像は新郎がおばあちゃんの手をとり、歩いている後姿のシーン。正面からでないのに、なぜか正面からよりも人間の内面が見えてきて素敵でした。