午後から党妙高市議団の皆さんと廃棄物処分場計画予定地を視察してきました。現場は長野県信濃町ではありますが、新潟県と接している山間地です。
関川関所の駐車場で信濃町の住民団体の方と合流、総勢8人がジープで現場近くまで行き、そこから山の中を30分ほど歩き、視察してきました(画像)。天候のせいか、セミの鳴き声ひとつせず、歩いている人たちの動く音と話声しか聞こえません。草は生い茂っていたものの作業道らしきものがあり、坂道があっても、たいした苦労もせず、山の稜線まで行くことができました。稜線が近くなって、びっくりしたのは、ゴーッという音がしたことです。急斜面の下の方に流れる関川の音でした。「関川が近いですね」と住民団体の方に声をかけたら、「(処分場からのものが)沁み込むと、稜線のどちら側に行っても関川に入り込むことになります」と言っておられました。
予定地はかなり入り込んだ山間地で、急斜面もあります。白樺、ブナなどが生い茂っていて、森林浴のできる散歩道にすれば良いところだと思いました。ここに24万㎥もの廃棄物を埋め立てるというのです。信濃町在住の方が、「こんな山奥に埋め立てて、採算がとれるようにするとなると、処分料の高い、物騒なものを持ち込むことになりはしないか」と心配しておられました。
現地視察が終わってから、党信濃町委員会の事務所に立ち寄り、中村、峯村両議員などと懇談。今後の運動をどうするか相談してきました。