民主県政を実現する会の宣伝カーに乗ったのは久しぶりです。知事選で戦うことになったばかりの前県労連議長の山崎栄三さんが上越市入りするというので、同行しました。演説箇所は3か所、いずれも旧上越市内でした。長年にわたって国鉄、JRに席を置き、労働運動にたずさわってきた方だけに、「時給1000円を保障し、人間らしい労働の一歩を」「政府与党の合意を見直し、並行在来線の存続を」の訴えに力が入っていました。
上越市内で最後の演説が終わったのは午前11時半頃です。すぐ近くに喫茶店、プー横丁があったので、コーヒーを飲みに入りました。思いついて入ったのですが、入って良かった。店主と映画『蟹工船』の話になり、良い物をいただきました。映画は1948年の作品ですが、当時の、この映画の宣伝チラシをもらったのです。縦25センチ、横70センチはあるでしょう。黒っぽい赤色の蟹工船という文字がなんともいえませんでした(画像)。チラシの裏面には、この映画のあらすじなどがびっしり書いてあります。これはわが家の宝物にしようと思います。プー横丁では珍しい人とも再会しました。20数年前に新築したばかりのわが家の牛舎へやってきた人です。牛乳の味がどうだったとか、牛の種付けがどうだとか懐かしい話をしました。
夕方、母に頼まれて大島区板山の伯母のところまで出かけてきました。母と一緒です。伯母は91歳ですが、最近、足などにしびれが出るようになったとか。畑仕事などで元気に頑張っている姉がどうしているか心配だ、顔を見に行きたい、と母が言い出したのです。昨日の祭りの時に作った押し寿司や玉ねぎなどを土産に持って行きました。事前に伯母と連絡してあったらしく、いつものように手作りの料理を飯台の上にたくさん並べて待っていてくれました(画像)。最近の畑の様子、近所で民宿をやっている人のこと、嫁に来た当時の思い出など次々としゃべる伯母の様子は健康そのものでした。これなら、まだまだ大丈夫です。