代石と土底の祭りにゃ雨が降る。そう言い伝えられていますが、私の地元の代石(たいし)神社の祭りは、ぽつりぽつりと降るだけで何とか持ちました。
祭りでは、昔は踊りがあり、他所の集落からもお客がありました。いまはその踊りがすっかり消えてしまい、踊りの代わりにやっていたカラオケすらやるところが少なくなりました。神主さんによる祝詞奏上などの儀式が終わってから、集会所(公民館)でお酒を飲む。それだけです。でも、同じ集落に住んでいて大勢が集まって親睦を深める大切な機会のひとつです。
きょうはいろいろやることがありましたが、地元集落の祭りを最優先し、仲間にさせてもらいました。町内会長さんから、昨年の中越沖地震で傷んだ鳥居などが修復されたことが報告されたこともあって、地震のことや、稲の出来具合などが話題になりました。私に関しては、みなさんの最大の関心事は足の具合です。どうして手術することになったのか、どんな症状だったのか、いま、どこまで治ったのかなどいっぱい訊かれました。