「赤塚不二夫の葬儀でタモリが読んだ弔辞は白紙だった」という記事を読み、どんな内容なのかと、スポーツ紙に掲載された弔辞全文を読んで驚きました。赤塚不二夫と初めて出会った時のこと、故人の生活ぶり、仕事、性格などを実に生き生きと書かれていたからです。文章として読んでも見事にまとまっています。いくら、しゃべりの世界に生きている人であっても、これを原稿なしに読むとはすごい。
ひょっとすると、新聞社の方で手を入れたので、きちんとした文章になっているのではないか。そう思って、今度は、インターネットの動画で実際の映像を見ました。一字一句違いませんでした。いかにも書かれた文章を読んでいるような調子で「読み上げている」姿を見て、また、びっくりしました。タモリが赤塚不二夫の訃報に接したのは2日、告別式まで5日間ありました。その間に、どんなことを弔辞に盛り込もうか、どういうふうにやろうか考えたでしょう。メモくらいは書いたことと思います。それにしても、弔辞の内容といい、原稿なしのやり方といい、すごいとしか言いようがありません。
きょうは、午前中、吉川区内で仕事をし、午後から議員団会議でした。保倉川の放水路問題、廃棄物処分場問題などについて協議しました。新潟県境に近い長野県信濃町で廃棄物処分場が建設される予定だとの情報がお盆前に入ってきていましたが、25日に妙高市、信濃町の党議員団とともに現地視察をすることにしました。県内を流れる関川に近いこともあって、心配です。事業計画書を読んだだけでは分かりませんので、現地で内容もしっかりとつかんでこようと思っています。