昨日は吉川区体育祭、くびき野地域問題研究会と続き、深夜に帰宅しました。体育祭は昨年に続き、屋外での開催となりました。一昨日までの梅雨空はどこかに行き、青空が広がりました。時折、さわやかな風がグランドに流れて、最高の体育祭日和でしたね。参加者も次第に増え、会場の吉川小学校周辺の駐車場は車でうまりました。ある町内会長さんが「例年の倍は来たね。とにかく大勢だった」と言っていました。
体育祭では本部テントでずっと競技を見学させてもらいました。地域対抗競技は玉入れ、綱引き、大玉・小玉おくり、障害物リレー(画像)の4種目。7つの地域づくり会議のチームのなかで群を抜く強さを発揮していたのは源地域づくり会議でした。本部テントのなかでも、この強さが話題になりましたが、この日のために9日と11日の2度にわたって練習を重ねてきたのだそうです。練習には選手メンバーの100%が参加したわけでもないけど、みんなで力を合わせて勝つ訓練をしてきたチームはやはり強かった。
夜は市民プラザでくびき野地域問題研究会の報告と講演会(画像)でした。京大の岡田知弘先生とは約1年ぶりの再会でした。岡田先生の講演テーマは合併後のまちづくりをどうすすめるかです。いつも興味深い話の展開とデータの紹介があるので引きつけられますが、今回もそうでした。「合併の動きはまだ終わっていない」「あらたな地域間格差が広がりつつある」「民間化推進政策の中で、周辺部を中心に住民の生存の危機が広がっている」などの指摘に注目しました。今後のまちづくりをどうするかについては、①まちづくりの目的を明確に、②合併に伴う必然的な影響を予め把握しておく、③失敗例から学ぶ、など5つのポイントは参考になりました。
後援会が終わってから、直江津の居酒屋で岡田先生を囲んで何人かで懇談会をやりました。私も執筆に参加した『山村集落再生の可能性』(自治体研究社)出版のご苦労さん会も兼ねての開催でした。「新潟日報の山村集落の連載ルポもよく調べて書いている」「道州制の案がいくつかでたけど、いずれの案でも新潟ははずれ」「地方新聞各社は会社の存続にもかかわる問題なので多くは道州制に反対している。新潟日報はどうなっているんだ」「町内会は自治組織なのに町内会長が市からの仕事をうけているので下請け機関化しているのではないか」など、話題は転々とし、議論が賑やかになり、お開きになったのは12時過ぎでした。