きょうの臨時議会、継続審査となっていた一般会計補正予算(直江津図書館・社会教育館整備事業が中心)は賛成多数で可決されました。継続審査の理由としていた市民説明会の不足、パブリックコメントの回答、市長によるイカヤとの直接交渉という3つの宿題で市側が、この1週間必死になって動いたのがある程度評価されたということでしょう。6月議会では継続審査に同調していた保守系議員も今回は賛成に回りました。もっとも、きょうの臨時会にむけて賛成するように強力な圧力がかかった議員も何人かいたようです。
今回の異例とも言うべき継続審査は市長にとって大きな打撃になりました。「これで来年秋の続投は完全になくなった」とはっきり言う議員もいるほどです。市民の間で賛否が分かれていた問題で、「市長の顔が見えない」「何をしているのか」という声は市長与党の人たちからもあがっていました。継続審査となってから、さあたいへんだと市長自ら先頭になって動いた、それは一応評価はされました。しかし、今月2日の段階でも、「手順は尽くしたのに議会に理解してもらえなかったのは残念」と公の場で発言したのには保守系議員もびっくりしたようです。今朝、ある保守系議員が私に電話をくれ、「うちのトップは修正がきかない。困ったもんだ」とぼやいていました。
きょうの会議が終わったのは夕方6時ころでした。父の入院している病院へ行き、妻と合流しました。最近、声が弱弱しくなったなと感じていましたが、右腕の握力が強いのには驚きました。「じいちゃん、働き者だったから、いつになっても力あるんだね」と呼びかける妻に、父は小さく笑って喜びました。ここ数日間、忙しい日が続きました。緊急議会報告会の準備などもあって、疲れはピークに達しています。夜8時過ぎになって、「ゆったりの郷」へ行き、ゆっくり湯につかりました。これで明日から、またがんばれるでしょう。