先日、一般質問の通告を出しました。妊婦健診、農業振興(とくに畜産危機に関して)、労働行政についての3項目です。このうち妊婦健診に関しては12日、担当課長などに質問趣旨を説明しました。きょうは午前9時半から、残りの2項目について担当課長などに説明し、若干の議論をしました。通告書を出した時点で質問内容が完全に整理されていればいいのですが、私の悪い癖で、問題によっては頭の中でグルグルと回っていることがあります。今回は、市として取り組む労働行政についてがグルグル状態でした。市発注の公共工事、委託契約などで労働条件をどう改善していくか。23日の質問までにグルグルが止まってくれればいいのですが……。
きょうは厚生常任委員会でした。議員改選後、厚生常任委員会は2回目の開催です。党議員団の平良木委員はいつも、「私はどういうわけか上がらないんですよ」と言っていますが、きょうも落ち着いて中越沖地震による被災者生活支援やごみ有料化について質問をしていました。4月から環境にやさしいごみ袋ということで、古米を素材にしたバイオマスプラスチック製の新たな袋が採用されています。そうしたなかで、平良木委員などが生ゴミのごみ袋としては「穴が開きやすい」との声があると訴えました。これに対して生活環境課長は、原料の1つである古米の含有率を変えることで袋の強度を改善していきたいと答えました。
さて、きょうの委員会では注目の請願審査が行われました。請願は後期高齢者医療制度の廃止を求める意見書を提出してほしいという内容です。私は一般質問についての趣旨説明をしていて、採決の場面では委員会室にいなかったのですが、樋口議員がうれしそうに、「4人が賛成してくれたんだよ」と報告してくれました。これまでだったら、私たちの議員団と市民クラブ所属の委員だけの賛成で不採択でしたから、同じ不採択でも一歩前進です。これを力にもっと世論を盛り上げて廃止につなげていきたいと思います。