6月定例市議会がきょうからはじまりました。会期は27日までです。市議になって3年と4か月が経過しましたが、今定例会はいろんな意味で新しいことに取りくむことになります。何よりも議員団長になったことが大きいですね。4人の議員団全体をまとめていかねばなりませんし、質問などについての準備も私の受け持つ分野だけとはいきません。きょうは市議になって初めて総括質疑をしました。「学校評価の充実改善のための実践研究事業」に関して、集中的に質疑をしました。「研究だけにとどまらないで、学校評価指針を市の段階でもつくるのはいかがか。各学校の自主性を侵すことになるのではないか」などとききました。登壇して3回だけ質疑を行うやり方は久しぶりです。昨晩、どんな展開になるかイメージトレーニングをしてのぞみましたが、まずまずの出来だったかなと思っています。
きょうは会議の始まる前に議員勤続表彰がありました。全国と北信越の市議会議長会の表彰です。当市議会では6人の議員が表彰されたのですが、そのなかには私も入っています。表彰規定で合併前に町村議をやってきたものは勤務年数の半分を市議としての勤務年数とみなすとなっているそうです。私の場合、町議は26年ちょっとでしたから、合併前の分で13年間市議をやってきたとみなされ、今回15年以上勤続表彰をもらいました(画像)。議場にはこの規定を知らない人もあったようで、何で表彰されたのかケゲンな顔をしている人もいました。私が議員になったのは28歳の秋です。合併で1ヶ月ちょっとの空白がありますが、議員生活は30年目に入っています。新たな気持ちでがんばります。
午後、明日の委員会の準備を議員団でやっていたら、病院から電話が入りました。父のことで担当医の方からお話ししたいことがあるので、きょう、病院に来ていただけませんかという看護師さんからの連絡でした。父はいろうの手術をして流動食をチューブで胃に直接入れているんですが、聞くと、無意識のうちなのか、意識的なのか、今月になってチューブを2度も抜き取ってしまったとのことです。きょうの場合は抜き取った後にもう一度差し込むこともできなくなってしまい、再び点滴になりました。担当医からは、たいへんあばれて困っているとまで言われました。父の気持のなかで何か我慢できないものがあるのかも知れません。市役所からの帰り道、妻と話しました。一度、それも1時間でもいいから、家に連れて帰ってあげたいねと。