きょうは文教経済常任委員会でした。議題は先日の続き、直江津図書館・社会教育館整備問題です。市教委はきょうの日のために、これまでの経過を時系列でまとまた資料を作成し、委員会に臨みました。前回の委員会でもっとも質問が集中したのは、ホテル・センチュリーイカヤという特定の民間業者救済ではないのかという点となぜ6月議会がホテル新館の一部購入を決めるタイムリミットなのかという点です。これに応える資料提示と説得力のある説明が求められていました。ところが、きょうの説明は、ホテルの企業機密に立ち入ることを強く警戒し、抽象的でわかりにくいものでした。仮に企業機密であったとしても、会社側と協議して、どこまで開示できるか話し合って委員会に出てきてほしかったですね。
委員会では党議員団の上野議員が質問に立ちました。直江津図書館・社会教育館の整備の必要性を認め、住民合意のなかで計画を進めていくべきだとの基本姿勢を明らかにしたうえで、同議員は、ホテル・センチュリーイカヤが昨年1月、市長に申し入れた文書を資料として提示するよう求めました。提示された文書は企業機密にかかわるということから中心部の数行がマスキング(炭塗りして隠す)されていました。委員会での議論を見ていると、市民や議員が一番知りたい大事なところがマスキングされているように感じます。もっとオープンにできないものでしょうか。