若い人の葬儀はつらいものがあります。まだ50歳という若さでした。市議選が始まって2日目に親戚のMさんが病院に運ばれたと知ったのはつい先だってのことでした。そろりとお見舞いに行かなければいけないなと思っていた矢先に、亡くなったとの連絡が入りびっくりしてしまいました。具合が悪いと言われてはいましたが、まさかこんなにも早く逝くとは。
事情があって、葬儀はこじんまりとしたものでした。出棺直前、棺の中に参列者全員がきれいな花をたくさん入れました。Mさんの、父親ゆずりの垂れた太い眉を見て、数年前の正月、Mさんのお袋さんが囲炉裏端で串餅を焼いてくれたことを思い出しました。いまごろ、天国でお袋さんが涙を流して彼を抱いていることでしょう。
きょうは母の日。私の母も妻の母親もお陰様で元気です。たまには、母の日のプレゼントをしようと、妻と一緒に買い物に出かけました。柏崎の義母には、足が痛いというので座イスを、花の好きな私の母にはブーゲンビリアを贈ることにしました。妻の実家では、電気カーペットの上で横になったら、ぐっすり。ろくに話もしないで、2時間あまり眠ってしまいました。午前はぐずついていた天気も夕方には晴れ上がり、田植え後の風景(画像)がとてもきれいに見えました。