文教経済常任委員会でした。10日から3日間では審査が終わらず、きょうまで持ち越したのです。当市は来年放映されるNHK大河ドラマ『天地人』の舞台となる市です。観光企画の問題では、これを意識した取り組みについて、「宣伝で他市に後れを取っているのではないか」等といった発言が相次ぎました。気になったのは、親鸞聖人関連の取り組みの弱さです。07年度の「市の観光アピール年間」では、「親鸞聖人の上越上陸800年」として取りくまれていたにもかかわらず、新年度はさっぱり。これでは持続的な取り組みにならないなと感じ、「親鸞聖人はどこへ行かれたのでしょうか」と発言しました。
さて、きょうの注目は新水族館問題と学校給食でした。水族館については、市長と市教委が昨年10月に先送りを決断しておきながら、3月議会まで議会に報告がなかったことから、各委員はカンカン。きょうは採決後、委員長見解で「議会軽視の形は極めて遺憾」「新水族館整備について、広く市民参加による再検討を行い、その方向性を早期に明らかにすること」を求めました。学校給食については、派遣業者の選定にかかわる新事実が出たことで、質問をさせてほしいと仲田委員が申し出ました。委員会はこれを認め、休憩に入ったのですが、この休憩時間がくせものでした。再開後、委員長が改めて質問を認めるかどうか委員会に諮ったところ、賛成多数でとりあげないことになったのです。休憩時間に何があったのか、そのうち分かるでしょう。
きょうのお昼休みは市議候補と党地区委員長を交えて、29日午後2時から開催の演説会について相談しました。会場は市内リージョンプラザです。私も一言挨拶します。ぜひご参加ください。