厚生常任委員会の1日目でした。審議の中で注目したのは、上越市の福祉制度在り方検討会(仮称)の開催と福祉バス有料化です。前者は学識経験者などを入れて現行の各種制度を見直すというのです。一般論から言えば、見直し自体は悪いことではありません。しかし、昨日の総括質疑における市幹部の財政論を聞いていましたので、市民サイドから見たら必要な制度まで手をつける可能性が十分あります。その警戒感をもって2人の委員が質問したのは当然のことでした。検討会と同時に福祉制度についてのアンケート調査もやろうというのです。各種制度の中で検討対象に上がるのは15件ほどとのこと、何が検討対象かを早めにつかんで、こちらとしても手を打たなければなりません。
さて、もうひとつの福祉バス有料化問題です。委員会資料を見た時、こんなところまで手をつけるのかとびっくりしました。一般の交通機関を利用することが困難な障がいのある方たちの外出機会を増やすために2台の福祉バスが運行されていますが、これは現在、利用者負担ゼロです。それを燃料費実費相当額の半額ということで利用者負担として2分の1を負担してもらおうと提案されています。このことを打ち出すために、担当課では昨年の12月になって関係団体にアンケート調査をやり、「負担やむなし」という声が多かったとしています。12月といいますと、すでに予算編成方針が出ている時です。「真に必要なサービスとは何か」を絞り込むことが求められている時でもありました。樋口議員が厳しく批判しました。
帰り道、父のところに寄りましたら、水枕を2つも抱いていました。また、発熱したのです。2日ほど前から元気がないなと思っていましたが、声をかけてもニコニコの仕方が弱弱しく、ちょっと心配です。