新年は市内の病院で迎えました。妻と一緒に父を看ながらの年越しです。12時少し前に病室にやってきた若い看護師さんが「もうすぐ年明けですね」と言い、妻が「そうですね。明けますね」と応じました。長谷寺の鐘の音がテレビから聞こえてきたとき、妻は「年が明けたね。おめでとうございます」と声をかけてきました。新年で最初に言葉を交わした相手は妻です。一時は、父と一緒に年越しができないかもと思っただけに今回の年越しはいつも以上にうれしさがこみ上げてきました。
年を越してから本格的に年賀状書きをしました。毎年、27日頃から書き始めていたのですが、今年は父の入院で書けなくなりました。それで、きょうは年賀状書きが初仕事というわけです。朝までほとんど眠らず頑張り、予定した年賀状を書き終えました。地元町内会の新年会は午前9時からです。病院から出たあと、コンビニでおにぎりとお茶を買い、車中で朝食。新年会ではお酒でなく、お茶を飲みかんべんしてもらいました。
昼過ぎに病室に戻ると、驚きましたね。父がゼリー状の食べ物を食べようとするところだったからです。朝、担当の医師から、「ゼリーの食べ物」という話が出て以来、父の頭からゼリーが離れなくなったそうです。ほんの少ししか食べませんでしたが、大きな前進です。酸素の吸入もストップしていましたから、数時間の間に、こんなにも変化するのかと信じられない思いでした。
さて新年は、いつ総選挙があっても不思議でない状況が続いています。市議選は4月27日と決まっています。合併に伴う定数特例を2回使うことになっていますので、今回も定数1の中で勝利を目指すたたかいとなります。アンケートや集落懇談会で有権者の声をたくさんお聞きしました。期待は高まってきましたが、相手陣営も並々ならぬ決意で挑んできています。ふるさとを守り、上越市民の命と暮らしを守るためにも絶対負けるわけにはいきません。「ホーセの見てある記」の読者のみなさん、今年もよろしくお願いします。