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除雪車出動

 昨日から降り始めた雪は10センチを超えました。今朝は4時前には除雪車が我が家の近くの道路除雪にやってきました。毎年のことながら、この降り始めの頃は、自動車の運転にとても気を使います。市役所への所要時間はこれまでの35分から最低50分はみておかなければなりません。ただ、今朝は除雪が行き届いていて、いつもよりも5分くらい余計かかった程度ですみました。それにしても、家の周りの羽目板を弟から手つだってもらったおかげで助かりました。

 市議会はきょうから一般質問でした。宮崎、武藤議員が農業問題をとり上げたので注目しました。議場の雰囲気が一瞬変わったのは、コシヒカリBLについての泉田知事発言を武藤議員が問題にしたときでした。知事は、2005年に県などが導入したコシヒカリBL(BL米)について、「在来(のコシヒカリ)米とBL米の違いを分からないようにして売ってしまおうという戦略だった。『情報隠し』だった」(新潟日報)と述べたものですが、武藤議員は、「自分たちは(品質的には)従来と同じコシヒカリという認識だった。販売する側としては不利な発言だった」と知事発言を批判しました。市長は「(知事発言は)消費者に十分説明する中で販売していくべきだという趣旨だったと思う」と知事に気を遣った答弁をしていましたが、米の産出額が全国第4位の上越市のトップとしてもっと怒ってよかったと思いました。武藤議員はまた、最近、稲作農家から不評の「農地・水・環境保全向上対策」についてもとり上げ、生産者サイドの膨大な事務量について、「農家のためなのか国のためなのか、とても素人レベルでできる仕事ではない。監査のための書類の山にしか思えない」と鋭く批判しました。実際に農業を営む者ならではの発言は説得力がありましたね。

 ところで今朝の「上越よみうり」に『山村集落再生の可能性』(自治体研究社)が写真入りで紹介されました。新聞紙上で紹介されたのは今回が最初です。私が書いたルポなどについては「過疎化が進む集落の様子が克明に描かれている」と書いていただきました。にいがた自治体研究所からの情報によりますと、新潟日報紙でも近々、この本の紹介が日曜日の「新潟の一冊」に載るということです。上越市内では春陽館書店と柿村書店の店頭に出ていますので、ぜひご一読願いたいと思います。


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概要

2007年12月05日 23:27に投稿されたページです。

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