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 吉川高校の跡地利用、白紙に

 市議会での議論がまったくないのにマスコミが重視する情報があります。先日の文教経済委員会での学力テスト結果情報もそうでしたが、きょうの総務委員会でもそうなりそうなのが県立吉川高校の跡地利用問題です。

 同校の跡地利用については、既存の施設を利用して新潟工科専門学校が醸造実技実習を行う場として利用することで合意されていました。しかし、地域振興部長のきょうの報告によると、本年6月に進出計画の見直し案が提出され、実習期間が当初の通年利用から1か月程度に、生徒数も40人規模から15人規模にするなどの大幅な計画縮小案が示されたといいます。それを受け、市では、「見直し案では酒文化の伝承と醸造を中心とした専門高等教育を官民一体で推進し、吉川区の中心地の活性化を図るという当初の目的を達成することが困難である」「施設と土地を県から取得したうえで無償で新潟工科専門学校に貸与する、必要な施設整備は地域事業費約1億5500万円を投じて行うとした計画の効果は期待できない」との結論に達したといいます。そこで市と専門学校側の双方で協議した結果、10月23日に指定解除確認書を取り交わし、計画を白紙にしたということでした。また、市ではその後、同校の有効活用を検討したものの、新たな利用計画が見いだせないことから、11月15日に、新潟県教育庁に対して、跡地譲渡要望について取り下げ書を提出したそうです。残念ですが、致し方ないですね。

 今日の総務委員会では、第5次総合計画改定版の審議が一番活発でした。新市の将来都市像については市民クラブ。市政会議、共産党議員団が共同で修正案を提出しましたが、賛成少数で否決されてしまいました。提出者を代表して中郷区選出の吉田議員が合併への思いを心をこめて語りましたが、歴代の村長に申し訳ないとのべた重い決断だったという話は感動的でした。


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2007年12月04日 23:27に投稿されたページです。

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