実態を暴露し、問題点をぐさっとえぐるのは橋爪。その問題点をさらにクローズアップし、獲得目標を引き寄せるのは仲田議員。そして二人の議論で抜けていることがあれば小関議員からとり上げてもらう。昨日の作戦会議は学校給食民間委託についてでした。新潟労働局が城北中学校での学校給食における請負の実態について指導したという追い風のあるなかで、きょうの議論は行われました。結果は100点満点で95点くらいになったのではないかと思います。目の前にぶら下がっていた来年度の実施予定校での説明会の延期、民間委託の検証項目の見直し、これらを検討する。学校給食運営委員会、教育委員会で来年度はどうするか話し合うことについても検討する。こちらが考え、予想した通りの答えを引き出すことができました。
私の役目はかっこよく言えば「切り込み隊長」でした。昨日の作戦会議では、どう切り込むかについても話し合っておいたのですが、きょうは、最初から、そのシナリオとは違った展開となりました。朝、配布された市教委の資料で、「9月からの委託業務状況について、問題なく行われている」という文言が書かれていたからです。何という認識か。読んだとたんにムラムラと怒りがわいてきました。それで、この怒りをバネにして質問を展開することにしました。労働局が指導で問題にした中身を明らかにする。栄養士が調理現場で口を出さねばならなかった場面があったのではないか。学校給食運営委員会や教育委員会での来年度も継続、拡大の方針は、労働局の指導を受ける前の段階でのもの、もう一度検討する必要がある。途中から軌道修正して、昨日話し合ったシナリオどおりに質問を進めることができました。
質問に集中していると、どんな質問風景となったかは自分ではあまりわかりません。ただ、委員会室に緊張感が充満したことだけは肌で感じました。休憩時間に保守系の議員が私のそばにきて、「まるで警察の尋問のようだった」と言っていましたから、かなりきびしい追及になったのかも知れません。どうあれ、なんとか私の役目を果たせました。ホッとしましたね。