« トラブルは解決しました | メイン | ご褒美は月と竹輪と発泡酒 »

運動や世論が政治を動かしているのが見える

 今年中にもう1、2回あるかどうかという素晴らしい天気になりました。きょうは1年に1回行われる日本共産党上越地区の大会でした。阿部地区委員長や小日向県委員長の報告を聞いて思ったのは、政局が激しく動いていて、我々の運動や世論が政治を動かす面白い状況が生まれているということです。後期高齢者医療制度の実施が先送りされ、被災者生活再建支援法の改正で住宅本体の再建にも支援措置がとられたことを例にあげられましたが、米価下落問題での緊急対策もそうです。このように頑張ったことが目に見える形で出てくるとうれしいですね。

 さて、昨日から、「しんぶん赤旗」日刊紙で大江健三郎さんのインタビューが掲載されています。地区の会議の中でこのインタビューのことを話題にしました。「社会的活動に参加するときは、自分のやることに小さくてもどういう意味があるかを考える」「老年の人間としてジタバタ考えるのをやめた。今の年齢で自分ができる小さいことをやってみようと」思っているという大江さんの発言。いつものことながら心に残る言葉でした。きょうの記事をある人に紹介したら、「昨日もいいのが載ってましたよ」と言われました。沖縄の集団自決問題での裁判準備のために、50年間も毎日欠かさず英語あるいはフランス語の本を1時間読み続けていたのを中断したという話です。50年間続けたことも、ひとつのことに集中する気合も驚きでした。明日は最終回、どんな内容か楽しみです。


トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.hose1.jp/mt/mt-tb.cgi/1537

コメントを投稿

(TypeKey でサインインしたコメントは即時に、それ以外は承認後表示されます。)

概要

2007年11月25日 23:58に投稿されたページです。

前:トラブルは解決しました
次:ご褒美は月と竹輪と発泡酒

過去の投稿

小さな町の幸せ通信