「郷土料理とバイキングを楽しむ集い」が高田のデュオ・セレッソで開かれました。会場には600人を越える人たちが集まっていました。今回のテーマは「一陽来復」。逆境・不運など、良くないことが続いた後、幸運が向いてくることを言うのだそうです。今回の郷土料理は中越沖地震で大きな被害を受けた吉川区と三和区のものが出されました。「ずいきの酢の物」「のっぺい」「呉汁」「冬瓜のデザート」など両区が用意したレシピに基づいて調理されたものが並びましたが、いやー、じつに美味しかった。今晩はぜいたくをさせてもらいました。
会場で配布されたレシピを見ながら感じたのは、昔の人たち、とくに母ちゃんたちは、身近にある素材を使って、腹いっぱいになるようにいろいろと工夫したんだなということでした。例えば「呉汁」、私のところでは、「ゴージル」と呼びますが、大豆を一晩水に浸し、つぶして、いろんな野菜などを入れて煮る。ただ、それだけですが、美味くて何杯もおかわりしたものです。区の紹介(その時の画像)を地元市議がやることになっていましたので、急遽、この話をすることにしました。だいぶ、酒が入っていたので弁舌さわやかとはいきませんでしたが、少しは印象に残ったでしょう。
今晩のイベントではいろいろな人たちと話ができました。上越地域消防事務組合の消防長さんとは隣の席でした。私が先日、この日記に書いた「救急車で走行距離が20万キロを越えているものが何台もある。整備計画では1台だけ更新対象になっているがこれでいいのか」という記事を読んでいてくださったのは驚きでした。多分、防災局の職員さんあたりが知らせてくれたのでしょう。また、ある区の50代の女性が私の席まできて、「あなたの一般質問見て、感激しました」と声をかけてくださいました。まったく初対面の人ですが、うれしかったですね。