上越市大和にお住まいの柳川月さんから『ざ・むぅん』最新号(画像)が届きました。今号は第300号です。地元新聞でも話題となっていましたので、いつ来るかと楽しみにしていました。封筒を開きます。B4二つ折りの新聞をすっと抜いて手にしたとき、いつも思うのは手で書かれた文字がとてもきれいだということ、それだけでほれぼれしてしまいます。私は学生時代からチラシや手づくり新聞をたくさん見てきましたが、この書体はガリ版でそうとう鍛えてこられたのではないでしょうか。一字一字が丁寧に書かれていて、全体を見ても美しい。こんな文字を書けたらいいなといつも思います。
今号は、300回も継続できたことがトップ記事です。「どうやら300号にこぎつけました」で始まる文章は柳川さんの人柄がそのままにじみでていて、励まし、支えてくれた人たちへの感謝の気持ちが書かれていました。創刊は1972年1月とありますから、私が大学を卒業した年です。創刊が35年前だというのに、私が『ざ・むぅん』に初めて出会ったのは昨年のことでした。初めて読んだ時、人とのつながりをとても大事にされている方だという印象を持ちました。今号でも、家族新聞などを受けとった記録、「風だより」はびっしり、交流の広さには驚きます。
10月の中旬頃より右手親指の付根が痛くなったとありました。痛む部位にビップエレキバンを貼って完治、と書いてありましたが少し心配になりました。「えんぴつの会」などの会合に出て、歴史講座では勉強をする。さらに映画鑑賞、平出修旧宅清掃ボランティアも。すごい行動力です。柳川さんとは、お会いしても、ゆっくりと話をしたことがありません。いつか、時間をつくっていただき、手づくり新聞の心を学びたいと思います。