市政レポート作成が手間取りました。じつは昨日、「春よ来い」の次回分を書くために取材してきたのです。7ヶ月間入院された人の感動的な話を伺ってきました。約1時間の取材で、当初書きたいと思っていたテーマとは別のことでひきつけられるエピソードがあることがわかりました。それも2つもある。昨晩から、何を書こうかと迷いが続き、とうとうしぼりきることが出来ませんでした。ぜいたくな悩みです。考えた結論は、「全部書く」でした。これから1年ほどの間に何回かに分けて書けばいいのです。そこに到達するまでちょっと時間がかかりすぎましたね。
もっとも市政レポートの方は、前号からの一般質問の続きです。質問項目が多かったこともあって、表だけでなく、裏面も半分以上使いました。レポートは市政の出来事の方が優先ですので、「春よ来い」は次号にしました。出来上がってから、「しんぶん赤旗」日曜版の配達でした。ある家の前で車を降りた途端、とてもいい匂いが漂ってきました。金木犀です。風のぐあいでしょうか、それとも先週は開花していなかったのかも。金木犀の素敵な匂いは夕方の配達でも何軒かの家でかぐことができました。しかも、暗くなった時は、車のライトで照らすと、花の色が黄金色になります。こちらも良かったです。
午後からは自治基本問題調査特別委員会でした。自治基本条例づくり市民会議のみなさんの素案について議会各派の意見を出し合い、委員会として集約して出そうということでしたが、会議ではうまく整理が出来ず、22日にもう一度やることにしました。前文の中に新市建設計画の基本理念だけでなく将来都市像も入れたらどうか、市民の権利は法に書いてあることも含め全部書き出した方がいい、などたくさんの意見が出てきたので、集約が大変です。今回、各派から出たものには、法務上の整理で済むものがかなりあります。これらと分離して議論しないともう1回でも終わらないでしょう。きょう、議論になった前文は、制定の趣旨など基本的なところをおさえた上で、上越市らしさを出す、読みやすく、声を出して出して読むと素敵な感じがするものにしたいですね。