朝、コメをとぐのは私の役目。指を怪我していなければ、この他に食器洗いも加わります。今朝は、先週、ある方からいただいた新米をとぎ、家族には内緒にしておきました。寝坊して朝飯を食べる余裕の無かった妻は弁当にご飯を入れ、「いつもより白いね」と言いました。家族の中で一番早く朝食をとり、出かけるのは次男です。「きょうのご飯、やわらくて美味しいね」と言っていたそうです。妻を駅まで送って行く時に、「きょうのご飯は新米だよ」と教えたら、やっぱりそうだったの、とうなづいていました。毎年、新米を初めて食べる時には、その美味しさに感動します。おかず無し、ご飯だけでも口の中にジワッとしたうまさが広がりますね。
きょうは2ヶ月に1回まわってくる資源ごみの当番でした。その回収場所のすぐそばに一本の柿の木があります。直径30センチくらいの太さで甘柿、ここ数年の間に大きく生長し、りっぱな柿の木になりました。きょうは、その木の所有者がごみを持ってきた時に、食べてもいいと言われたので、3個ほどその場でご馳走になりました。ごまがたくさん入っていて、甘さは十分ありました。今年の秋に柿を食べたのは2度目です。少年時代、柿の甘さを味わって成長した人間にとっては、忘れられない味です。そろりと柿の王様、「村屋柿」が最高に美味しい時期になります。また、食べたくなりました。