一般質問最終日でした。ほぼ予定通りの時間に私の登壇となりました。今回の質問テーマは震災対策、米価下落問題、子ども医療費、自治基本条例と盛りだくさんでした。最初の質問は長くても15分にして、あとは再質問にという計画でしたが、実際は1分オーバーして16分かかってしまいました。再質問は震災対策を中心にしながら自治基本条例も5分ほどやる、質問前はそう思っていたのですが、途中で欲張り根性が出てしまいました。米価も子ども医療費も1問ずつ発言したのです。そのおかげで、自治基本条例は言いたいことの半分も言えませんでした。質問は最初と終わりが肝心です、最後にびしっと決めて終わる、という終わりのイメージは実現できませんでした。したがって、きょうの質問の出来は70点です。
ただ今回の質問の成果は思った以上でした。中心にすえた災害対策では、被災者生活再建支援法一部改正で中越沖地震も対象になるよう国などに働きかけることを約束してもらいました。これは一時も早くやってほしい。現場主義を重視するには総合事務所などで現地対策をやるスタッフをキチンと確保することが大事であり、今後はこの点に留意するとの返答をもらいました。建物被害認定の3次調査は何回でもできることを再確認し、被災者の納得のいく認定をしていく必要性もわかってもらいました。これで、半壊に近い一部損壊の(認定をされた)人たちにいま一度目が向けられることでしょう。ガス・水道施設の耐震化プランは来年度中にとりまとめる、水道の石綿管はこれまでの更新計画を少なくとも2年間は前倒しするよう努力すると約束してもらいました。市長には災害対策での市長のミッション(使命、役割)はどうあるかについても考えてもらえたと思います。
この他、自治基本条例に常設型住民投票制度を導入することを市長が初めて明らかにしました。これは大きい。民主主義を重視する上越市なら、これを入れなかったら、評価はがた落ちです。子ども医療費助成で窓口負担軽減自治体に対して国は制裁措置をとっていますが、こうしたことをなくすよう働きかけることも表明しました。「子育てするなら上越市」のトップとして当然です。
さて、きょうは、妻がいつもより早く勤務先に行きたいというので、急いで家を出たら、携帯電話を部屋においてきてしまいました。いつも持っている物を待たないとやはり落着かないですね。夕方は5時15分過ぎには終わったのに、妻と連絡がとれず、春日山駅前で一緒になれたのは午後6時50分過ぎになりました。家に帰ったら、ちょうど次男が外に出ているところでした。「お帰り、ナイスファイトだったね」と声をかけてくれました。ケーブルテレビを観ている人はあまりいないと思っていたのですが、まさか、長男と次男が観ていてくれるとは……。2人とも初めて議場での私の仕事振りを観てくれたのです。うれしかったですね。