一般質問はきょうで4日目になりました。いつもなら8人とか6人とかいう日もあるのですが、今回は1日あたり7人ずつで進行して28人が終わりました。明日は残り7人です。私は30番目ですので、明日の2番手となります。時間的には午前10時30分から11時の間に私の質問が始まります。質問項目は13にものぼりますので、1回目の質問と答弁がかなり長くなるはずです。ケーブルテレビ11チャンネルで生中継されますのでご覧ください。なお、インターネット中継もされます。上越市議会のホームページ、議会中継を開いてご覧ください。
きょうは市民クラブの仲田議員からはじまり、上越市議会の論客が次々と登壇しました。自治基本条例は、最高規範性の正統性を確保するために、制定時に住民投票を行うかどうかが論点の1つになっています。これまで何人かの議員が市長に実施をせまりましたが、制定時にはあらゆる手立てをとって説明会、フォーラム、パブコメなどをやって市民参加をはかっていきたいとのべるにとどまっています。これはきょうも動きませんでした。第5次総合計画の財政フレームのなかの地域事業費、新市建設計画でこれまで示されていた数値よりも約20%減額されたことをめぐっても、質問が相次ぎました。「約束されていた新市建設計画の登載事業の根底をくつがえすものだ」などと主張した内山、高森議員と「合併協議と違ったことをやるわけではない。新市建設計画では財政の変化に応じて変更もありうるとしていた」とする市長、企画地域振興部長との論戦は平行線をたどりました。市側は、今後、地域事業費の精査を求め、各区の総合事務所、地域協議会と話し合っていきたいとしていますが、これからが大事になってきます。
この他、きょうの論戦では聞き応えのあるものがいくつもありました。保倉川放水路の整備について、市長の強力なリーダーシップで事態打開を迫ったのはベテラン田村恒夫議員、地元議員のやじも活用しての質問展開には、この人ならではの上手さがありました。上杉謙信が残した16ヶ条の家訓、「宝在心」を観光に活かせないかと提案した森田議員、わざわざ見本を作製してきて、議場のみんなに見せて訴えました。この熱の入れようには脱帽でした。すごい。